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将来、歯科医師となるみなさんへ CLO佐野司のブログ

RALS(ラルス)って? その2

今回もRALS(ラルス)と関連の線源についてお話させていただきます。

 

前回の復習ですが、RALS(ラルス)は遠隔操作式後充填法  (Remote After Loading System)を略したもので、放射線治療法のひとつで体の中から放射線を照射する内部照射の治療のひとつです。

 

歯科・口腔外科領域では、RALS(ラルス)は、治療とともに機能や形態を温存することを目的に舌癌、口唇癌、頬粘膜癌などの治療に用いられています。

線源としては、高線量率のRALS 用192Ir(イリジウム-192)線源を用います。

 

ここで、192Ir(イリジウム-192)線源ですが、RALS(ラルス)を用いない舌癌の組織内照射でも使われます。

192Ir(イリジウム-192)を低線量率線源としてヘアピンなどの形で舌の中に一時装着線源として留置します。

また、舌の中に留置する組織内照射としては、低線量率線源の198Au(金-198)グレインを永久挿入線源として用いる方法もあります。

 

少し、難しいお話となりましたが、あとでまた確認していただけたらと思います。

 

参考:密封小線源治療-診療・物理 QA ガイドライン-(日本放射線腫瘍学会小線源治療部会ワーキンググループ)