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にこにこで卒業しましょう

将来、歯科医師となるみなさんへ CLO佐野司のブログ

起始と停止?どっちがどっち?

前回紹介した問題を再度、解いてくださいますか?

 

1.(歯科医師国家試験第100回 A-61)

下顎骨に起始するのはどれか。

a 側頭筋

b 外側翼突筋

c 顎二腹筋後腹

d オトガイ舌骨筋

e 茎突舌骨筋

 

正解はdのオトガイ舌骨筋ですが、下顎骨に起始するのはオトガイ舌骨筋だけではなく、側頭筋もそうでは?と思った方もいらっしゃるかもしれません。

 

解剖学で筋学を学ぶとき、筋肉の起始と停止を覚えるのは大変ですよね。

まず、筋肉の付く起始と停止って、どっちがどっち?

原則として、起始は、大きな構造に付くほうで、停止は小さな構造に付くほうです。

あと筋が動くものであれば、動かないほうが起始で、動くほうが停止です。

 

問題の側頭筋は、側頭骨と下顎骨に付いています。

そこで、一つ目の原則。側頭骨と下顎骨どっちが大きいかな?う~ん。

二つ目の原則。そうか、動くのが下顎骨だから、下顎骨は起始ではなく停止になるので、正答ではないんだ。

 

他にも細かな定義や例外がありますが、まず、この2つの“原則”で起始と停止を覚えられてはいかがでしょうか?